食マーケティング事例
レシピ開発
調味料ブランドAの課題:
調味料ブランドAは、自社サイトでのレシピ掲載、大手レシピサイトでの広告版レシピ投稿を2年間実施。確かにレシピ数は150を超える品目を確保できましたが、競合他社比での差別化には至っていませんでした。
解決策:
食品ブランド、家電調理機、調理機器にとって「レシピ」は重要な役割を果たします。しかし、多くの企業がまず「レシピ数を確保したい」との想いから、レシピの数を増やすことに注力し、結果、競合他社比とのレシピにおけるポジショニングが明確にならないケースが散見されます。
当社では、調味料ブランドAの狙うターゲット層、レシピの訴求点、品目分類などをまとめた「レシピガイドライン」を設定。その後、ブランドAのプロモーションスケジュールに合わせる形でレシピを順次再開発しました。再開発したレシピ150品目をベースにブランドAのサイト内でレシピサイトを運営しました。
結果:
ブランドAのレシピサイトのアクセス数は前年比200%となると同時に、量販店向け営業資料においてもレシピを活用することで、ブランドAの売上は前年比115%に。
ロイヤルカスタマーの育成・囲い込み
食品ブランドBの課題:
ECチャネルをメインとする食品ブランドB。当該カテゴリーでは競合も多く、差別化を意識したブランディングに注力。プロモーション活動により、新規顧客獲得についてはある程度の実績が出ていましたが、一方で、ロイヤルカスタマーの育成に課題がありました。
解決策:
ブランドBのブランドマネージャーと協議する中で、新規顧客⇒リピーター⇒ロイヤルカスタマーの各階段を上る活動の設定が弱いことが判明しました。そのため、当社の食インフルエンサーを対象に①「新規顧客⇒リピーター」の階段に対する施策(サンプリングと特売)、②「リピーター⇒ロイヤルカスタマー」の階段に対する施策(ブランドアンバサダー制度)を設定・実施しました。
結果:
選ばれたロイヤルカスタマー=ブランドアンバサダーは、ブランドBの購入だけでなく、積極的なSNSでの情報発信を自発的に実施。結果、当社の食インフルエンサーをベースにした販売網が確立され、ブランドBの販売額におけるロイヤルカスタマーの構成割合は60%までに引き上げられた。
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